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骨盤

男女の性差で最も顕著な違いが出るのが骨盤です。 白骨死体でも骨の損傷がなければ、男か女かは骨盤を見ればすぐにわかります。 それくらい男女で違いのある骨盤ですが、これには女性の生殖器と妊娠、出産という 女性特有の重要な要素があるためです。

「男性の骨盤と女性の骨盤」

男性と女性の骨盤

右の図を見てもらえばわかりますが、女性のほうが明らかに横幅が大きいです。 男性はどちらかといえば縦長型、女性は横長型といえます。 図の右側は上から見た図ですが女性は子供を産むようにできているので、開口部が丸く 大きくなっています。女性の骨盤のほうがゆがみやすいのは、出産の時に伸縮しやすいようにできているため、男性よりもゆがみやすいのです。

 

 

この骨盤の形が女性らしいくびれたウエストからヒップのラインを作ります。 もちろん皮下脂肪も多いので女性らしい丸みを帯びた形になります。またこのラインを 形作る要因に、女性の股関節が付いている部分が出産をするために骨盤の下の部分が広く なっていて、女性には産道があるため股の部分の骨が大きく広がっているためです。 女性はよほど肥満の人ではない限り両腿をピッタリ閉じても、ウチ腿の付け根の部分に 少し隙間ができます。当然この部分に女性器もあります。 このため股関節が男性よりも幅広い位置に付いているため、女性特有の樽型の ヒップを形作っています。男性には女性の体の中で乳房と並んで女性らしさを感じる 部分なのではないでしょうか。

また女性は肋骨のところでも述べましたが、骨盤の形が横長型で肋骨の下部から骨盤までの距離があるため、背中をそらすとぐにゃりと曲がります。この辺りも女性特有の体の特徴といえます。

女性の骨盤の形と出産時の影響

人によって顔や体型が違うように、女性の骨盤の形も様々です。なぜ、女性だけって思うかもしれませんが、男性の場合は子供を産むわけではないので、大きかろうが小さかろうがあまり影響はありません。けれども、女性の骨盤は出産時に大きく影響してくるので大きさや形は重要です。よく骨盤が大きいと安産型で小さいと難産とか言われますが、問題は小さくても赤ちゃんの頭が通過すれば良いわけです。女性の骨盤の形は大きく分けて「円形」「細長形」「偏平形」この中で一番多い形が「円形」です。適度に広さも前後の厚みもあるので、骨盤の出口が丸く赤ちゃんが出やすい形です。細長形は横幅が狭いので、出口が前後に楕円形。赤ちゃんの頭が通過しにくい形です。扁平方はこの逆、横に広いけど前後に狭いので横に楕円形の出口になって赤ちゃんの頭が通過しにくくなります。

女性の骨盤はこのように出産と密接な関係があります。最近では産婦人科で出産の前に骨盤の形や大きさなどレントゲンで調べてくれます。どうしても下から出にくい場合は帝王切開で出産ということになります。現在のように帝王切開などの手術ができなかった時代は相当な難産もあったようです。

帝王切開の語源

昔からよく言われてきた、ローマ帝国の皇帝シーザーが開腹手術によって生まれたからという説は間違いのようです。ラテン語で帝王切開のことを「sectio caesarea」と綴りますがこれをドイツ語に訳す時にラテン語の「切る」を意味する「caesarea」を「caeser」・・・シーザー(カエサル)と間違えてしまって、ドイツ語の「Kaiserschnitt」Kaiser(皇帝、帝王)+schnitt(切開)=帝王切開ということになってしまったようです。

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